2019年10月22日火曜日

QRPトランシーバ用ディジタル通過型電力・VSWR計 QPM-01キット概要

移動運用などでHF運用中のアンテナ状態の監視に便利な通過型電力VSWR計を作ってみました。再現性も良好で部品点数も少なめのため早速キットにして頒布開始しました。

このVSWR計QPM-01の概要と特徴をまとめてみました。


外形は秋月電子通商のタイプC基板(47mmx72mm)と同じサイズで小型です。

電力・VSWR計算は8ピンPIC1つで行い、バックライト付きの16x2のキャラクタ型LCD表示器にリアルタイムに表示されます。

電源はリチウムコイン電池CR2032 1個内蔵のほか外部電源(3.7V~15V)からの供給が可能です。

電源電圧に応じてコントラストを自動調節しますので、内蔵電池の電圧が低くなってきてもコントラストの再調整は不要です。

測定可能なバンドは1.8MHzから50MHzまで、電力は0.1W~20Wまで測定可能です。
また、アンテナー送信機接続端子の入れ替え設定も可能です。

  通常表示 左が進行波電力・VSWR表示 右が進行波・反射波電力表示

接続端子入れ替え設定画面

実際のアンテナに接続した計測例

半固定抵抗2つの調整のみで校正完了です。

詳細はこちらのマニュアルを参考にしてください。QPM-01組み立て操作説明書

キットは通信頒布で行っております。

お問い合わせは、jl1vnq(アットマーク)gmail.comまで。

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