2020年10月15日木曜日

QPM-01ファームウエアver.1.71公開

 久しぶりにファームウエアを更新しました。

 BNCジャックの割り当てを保存するEEPROMデータの異常によって、検出電圧の測定が出来なくなる事象を確認しました。 

ver.1.71ではEEPROMデータ異常を検出した場合エラー表示ののち"ANTENNA <-- XMTR"に設定されます。

FUNCボタンを押しながら電源オンにすると再設定可能になります。

ただEEPROMそのものが故障している場合は設定保存が出来なくなるためPICの交換が必要になります。

ファームウエアver.1.71はこちらにあります。


2020年5月1日金曜日

QPM-01ファームウエアver1.70公開

新しいファームウエアver1.70では、パワーとVSWRの数値表示について0.5秒程度のピークホールドを付加し、表示のちらつきを抑えました。

それに伴いCWなど断続的な信号の場合VSWR表示が乱れてしまう、特に高いVSWRの時に目立つ不具合が見られたため改善しました。

進行波と反射波のデータを交互に取り込んでいるため断続波のタイミングにより計算値にややずれが生じるため完全には抑えられませんが、許容範囲と判断しました。

ver.1.70のhexファイルはこちらにありますので、Pickit3をお持ちの方はダウンロードの上PICにプログラムしてお使いください。

2020年3月24日火曜日

QPM-01一部動作不具合について

QPM-01のファームウエアで一部動作不具合の報告をいただきましたので、不具合の詳細と改修ファームウエアについて投稿します。

昨年のハムフェア2019以降に頒布したQPM-01の中で、端子設定を

"XMTR --> ANTENNA"

 にした場合、通常動作中にボタンを長押ししLCD表示の下の行がSWRから反射電力表示に切り替わったときフリーズする現象が見られました。

解析の結果、main loop内でAD変換処理を繰り返し行っている処理で、繰り返しの間隔が小さいとAD変換のところで終了フラグが立たず、その後の処理がストップしてしまうようでした。

処理の繰り返し間隔を伸ばすことで現象は改善しております。

なお、端子設定が

"ANTENNA --> XMTR"

の場合は正常に動作しています。

PicKit3をお持ちの方でしたらこちらの改修ファームウエアver.1.63をプログラムしてください。

PicKit3をお持ちでない方でファームウエア更新をご希望の方は、

jl1vnq(アットマーク)gmail.com

までご連絡お願いいたします。